
ニュープロから人間関係を考えていくうえで大事にしているのが「傾聴」つまり「聞くこと」です。
人というのは基本的に自分の事を認めてもらうと「嬉しく」なります。
ではその基本となる部分は何かというと「私の事を聞いてくれる」です。
- 私に興味を持ってくれている
- 私の趣味に共感してくれる
- 私の好き嫌いを気にしてくれる
ここでいう「私」とはコミュニケーションしている相手の事です。
ではどうして自分の事を話していないのに、相手から信頼されるのか。
物事を良好な関係で進めていくために、私の体験談を含めてお話しさせてもらいますね。
相手を認める事が大事

人というのは基本的には痛みを避けて快楽を手に入れたいと無意識レベルで行動しています。
相手を認めるという事はどういう事か考えてみると、相手を受け入れるという事です。
相手は自分の存在を認めてくれた、受け入れてくれた、共感してくれたと感じるわけですが、大抵の人は気分を良くするのじゃないでしょうか。
私の経験上、この認めたという内容にもレベルがあります。
わかりやすく言うと、本気で興味があるのか、興味がないけど褒めているのか!の違いです。
本気で興味があるのかと興味がないけど褒めている!の違い
単純に何が違うのかというと「熱」ですね。
アツい!とか超イイネ!とか本気で思っていたら自然と自分の表情や行動にもそれが出てしまいます!
例えば、音楽ライブをしていた時に、同じイベントのドラマーさんにドラムペダルについて話しかけられた事がありました。

これが私が使っているドラムのツインペダルと呼ばれるものです。
このツインペダルを発売しているメーカーにTAMAというメーカーがあるのですが、そのドラマーさんも同じこのTAMA製の同じツインペダルを持っていたんです。
お互いにそれなりに10年くらい使っているので年季が入っているから一気に話が弾みました♪
この時は私が話しかけられたのですが、「熱」のある話しかけられ方だったので、表情とか喋りかたとか、トーンとかが非常に「嬉しそう」なんですよね。
自分の機材をネタにこんなにワクワクして話してくれて、私は嫌な気持ちにはなれません。
むしろ嬉しくこっちにも熱が入ってしまうので、細かいマニアックなトークにまで発展していきました(笑)
ここのバネ使っていないんですね~とか、スピード重視タイプなんですね!いいですよね~
みたいな二人の世界です(笑)
もうこれで、お互いに同じメーカーの機材を好きで使っている「仲間」です。
一気に他の事も話ができるくらいに一瞬で関係性が良好になったのです。
では、興味がないけど褒めているとはどういう事かというと
あまり例えは良くないかもしれませんが、キャバクラ営業みたいな「営業トーク」です。
その場しのぎで話をしても、すぐに興味がないとかわかってしまいます。
話すネタがないので続きません。
それでも話し上手だったら色々な話題で繋がりそうですが、たくさん「お勉強」もしないといけませんね。
どうしてそういう事になってしまったのかというと、興味がないけど褒めているというのは、
何か自分にとって「良い事」があるからご機嫌を取っている。
とも感じます。
私は元々相手の表情やら気持ちやら空気感を感じやすい生活や環境にいたので特に感じてしまいます。

もし、自分がそうなっていたと感じたら気を付けてくださいね。
この興味のないけど褒めるにも、さらに大きく2つのレベルで分ける事ができて、
- 相手と仲良くなりたいから相手の興味ある事を話して交流する。
- 立場上しょうがないから仲良くしないといけないから交流する。
という感じです。
実際にはもっと細かく分類できるのですが、話がそれてしまうのでまた違う機会に!
全てのレベルで良い関係を築けるのが「傾聴からのスタート」です。
それぞれのレベルで良い関係を築くことを可能にしやすくするのは「傾聴」つまり聞くことを行う事で確立をあげる事ができます。
受取り側も嬉しいレベルがあることを知ってください。

さっきまでの説明した交流レベルですが、わかっていても聞いてくれる事事態はうれしくなります。
でも全部同じレベルにはならないので、私の感じているレベルで違いを書いてみました。
- 話題に本気で興味があって聞いてくれる ⇒ だいぶ嬉しい
- 話題には興味がないけど仲良くなりたいという気持ちが見える ⇒ 悪い気はしない
- 話題に興味がなく、仕方なく話している ⇒ 何で話しかけてきた?でも何か興味あるのかな?
という感じです。
これはあくまでも個人的な感覚ですが、受け取るレベルは違うという事ですね。
ちなみに余談ですが
話題には興味がないけど仲良くなりたいという気持ちが見える ⇒ 悪い気はしない
話題に興味がなく、仕方なく話している ⇒ 何で話しかけてきた?でも何か興味あるのかな?
このあとに、全く興味がないけど仕方なく話していたんだ!と感じる行動や会話をしてしまうと一気に信用は無くなります。
好きだと思ったのにそうじゃなかったのね!
とちょっとした恋愛にも似ているこじらせ方をしたら何を言ってもぺらっぺらに聞こえてしまうんですよね。注意です。
なので、私は、相手が興味を持っている事から私も興味を持っている話題を選んでトークをするように心がけています。
これってwin-winの時にもお話しした事と同じなんです。
やっぱり大事なのはwin-win

そう、win-winをリフレーミングした状態なんですね。
という事は、
話をするという事は「win-win」になっているのか!
という意識で話をすると全然違いますよ!
という事になるのです。
だから傾聴するときの話題も相手が好きそうな話題を聞き出して自分も好き、知っているという話題で話を盛り上げていくのです。
これなら高確率でお互いに話も盛りあがりますし、熱がある会話になり、この人はわかってくれる、信頼できるとなるのです。
こういった会話術に関してもニュープロは分解して考える事ができるので、再現ができやすいのです。
あの人は話上手だから、、、自分は話すのが苦手だから。。。
という場合は単純に相手との信頼関係を構築する話かたを知らないだけです。
こういった感じで、ニュープロは本当に色々な事に応用が効くし、今回の話はニュープロの中のほんの一部にすぎません。
理解が深まるとさらに発見できる事もあるし、自分の望む結果も自分の意思で掴むことができるようになりますよ!